2021.04.10
その11 空を眺める蛙(かわず)
「井の中の蛙」
「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」の略。他に広い世界のあることを知らずに、自分のまわりのせまい範囲だけでものを考えていることのたとえ。
この諺に続きがあることを知りました。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る」
確かに井戸の中の蛙は広い海があることを知らないが、井戸から見える空の蒼さなど、井戸の中の世界に長くいたからこそ見えるものを知っているという意味です。
心に沁みました。
地酒専門店として、こう生きねばと思った瞬間でした。